そして、ガムテープで口を塞いだ。
再び銃を手に、先を急ぐ。
やっと階段を抜け出せたと思いきや、スグにアメリカの男に遭遇した。
瞬間、男の口を塞ぎ、銃で打った。
そして、引き金を引く。
「逮捕します」
意識を飛ばした男に、手錠を掛け、片方をパイプに掛ける。
ガムテープを張り、先を急ぐ。
麗、大丈夫かな?
そう思いながら、教室のドアを開けた時。
バンっ
「?!!」
銃声とは違う、爆発音みたいなものが鳴り響いた。
その時、回線がつながった。
『麗だ。奈央、無事か?』
「麗こそ大丈夫?」
『あぁ。それに、今の爆発音…』

