Love Hunter☆ラブ ハンター






振り返ると、

「……気を付けろよ」

少し顔を赤らめて、目を逸らす高木連。


そんな連に、笑みが零れた。

「絶対、帰ってくる! 待ってて!」


それだけ言い、麗と学校のドアに向かった。


ドアは、鍵を掛けられている。


「麗…」

「あぁ」

麗が鍵穴に手を付ける。


すると、電撃が走り、鍵が壊れた。


ゆっくりと開け、中に入って行く。

瞬間、再び銃声が迸った。


「……また耳せん忘れた」

ひとり言を良い、怖さを間際らす。