笑いが零れる。


「女ハンターって、意外に間抜けね」

「あぁ゛?」

「テメェ誰だよ!」


ブラックブーツのヒールの音を鳴らし、足首の銃を手に、男達に近寄る。

男達の姿が見えた時、笑みがこぼれた。


「パートダント?!」

「女の子1人かぁ?」

「スタイルいいし、美人じゃねぇか」


男達が笑みを広げる。

「あいにく、ペアが休暇中のもので。でも、あたし1人で貴方方の相手は勤まります」

男達は、ゆっくりとあたしを取り囲む。

「随分、でけぇ口叩くじゃねぇか」
「すみません。私、捕えた敵は、絶対に放さない、という主義なので」


瞬間、足元のドラム缶を撃ち、男達の間を通り抜け、ドラム缶の上に乗った。

「「「っ?!!」」」


目を見開く男達。

あたしは笑顔を崩し、男達を睨みつけた。