中々、5段階はいない。 このまま、出ないで欲しい。 この男は…。 ピコンっ 機械の音が鳴り、情報が出てくる。 「…高木連。16歳、高2。誕生日は10月3日…」 「そんな事まで出てくんのかよ…」 「驚き。誕生日、あたしと同じ」 「・・・」 心底嫌そうな顔をした高木連。 で、犯罪レベルは…。 驚いた。 「んだよ…」 「……犯罪レベル…1…」 それだけ…? でも、さっき上から見た光景を思い出すと、納得せざる負えなかった。 「…アンタ、見てただけなんだね」