男は倒れた。

その様子を見、青ざめる男達。


引き金を引くのを止め、男に近づく。


「ごめんね? 後で、治してあげるから」


そう言い、他の男達を見た。


肩に大きな手が置かれる。


「麗…」

「こいつ等は俺が一気に片づける」

「分かった」


あたしは男達の間を走る。


瞬間、麗は男達に手を向けた。

「貴方方を、婦女暴行罪・強姦で逮捕する」



瞬間、前にあたしの影が写り、後ろを振り向くと物凄い光で目がいっぱいになった。


「……やるじゃん」