Love Hunter☆ラブ ハンター





仕事の快感(?!)を察知し、口角が上がった。



「よし、1時間後ここに集合」


そう言いながら、時計をあわす麗。

あたしも1時間後に時計をあわせる。


「来なかったら、…」


あたしと麗は、倉庫の入り口に張り付く。

目で、分かってるな?と伝える麗。


「分かってるよ。じゃあ、行くよ? 3、2、1…GO!」


入口からは入らず、素早く裏に回る。

裏は、古びた階段を登らなければならない。


足音をたてないように、つま先で歩く。

そして、ドアをゆっくり開け、中に入った。



数名の女の泣き声と、男の笑い声が嫌でも耳に入ってくる。


「…耳せん持ってくるべきだったかも」


小さい声で、自分に言い聞かせながら、下を覗く。