「んフフッ・・・・・」 どこかから声が聞こえてきた ゆっくり顔を上げて目を凝らすと 「カナちゃん…」 目の前にはカナちゃん率いるいつもの軍団がいた 「アンタ…学校来てていいわけ?」 鼻で笑うように問う 「なんでいきなり高校から入ってきたアンタがやすやすと漣様に近づけるのよ。私たちはずっと中学校の頃からずっと思いを寄せてたのよ」 そうよそうよ などと、後ろの軍団も言う