あたしが好きになったのは不良軍団!?

あたしはなんとなく暇になったからスクバを手に取って携帯を出そうとしたら、
「んー・・・」
ヒカルが起きた。
「あ、ごめん起こしちゃった?」
あたしのスクバがあたっちゃったかな。
「いや・・・ってか朝?」
ヒカルは目を擦りながら顔を上げた。
「もう朝だよ」
「ふーん・・・。腹すいた・・・」
「え・・・?もしかして昨日から居た?」
「まぁな。おまえら来んの待ってた」
「え!?」
そしたらさっきまで会話に入ってなかったユウヤが口を開いた。
「連絡したじゃん」
「だけど・・・来ると思ってよ」
「ごめんね!昨日は帰っちゃったよ!あたし今からご飯作ってあげる!」
あたしはソファから勢いよく立ち上がり・・・
「あ・・・食材ある・・?」
大事なことを忘れてた。
作るには食材が必要で・・・
「学校にないよね・・・」
あたしが振り返ってユウヤの方を見たら、
「あるよ」
奇跡的なことを言ってくれた。
「マジで!?」
「あぁ」
「よし!じゃあ待ってなさい!」
あたしは腕をまくって気合いを入れて・・・。
冷蔵庫を開いたら、全然なかった。
でも何か作れそうだったから作った。
こうみえて料理は得な方で。
「できたよ~」
あたしはできたのをテーブルの上に置いた。
それは・・・オムライス!
「ユリうまいじゃん」
ユウヤがほめてくれて気がよくなった。
あたしがヒカルに視線を戻すとスプーンを取って一口食べた。
「ど、どう・・・?」
恐る恐る聞いてみた。
見た目はいいけど味が大事。
ヒカルはあたしを見て・・・
「うまい!サンキューな」
喜んでくれた!!
うまいって言ってもらえて満足なあたしはサービスして杏仁豆腐を作ってあげた。
もちろんユウヤの分も。
そんなことしてたけど・・・・
「授業始まってる!?」
「ぁーいいんじゃね~?」
ユウヤはおいしそうに杏仁豆腐を食べてる。
「行かないと!」
「今さら!?この前までサボってたじゃん」
「そーだね・・・」