また、ヘイリを見て微笑んだ。 「ここから、また始めればよいのです」 「………」 「一から、築き上げていきましょう」 ルカは、ヘイリに微笑みかけた。 「……ルカ。 今まで、本当に悪かった……。 許して…くれるか?」 唇を震わせるヘイリ。 涙を堪えていた。 「私も、兄上の本当の心を見ず、恨んだことが何度もありました。 おあいこですよ」 そう言ったあと、『それから』と、言葉を続けた。