「れ、怜? 起きてる?」

「えっ、 うん! あ・・、聞いたこと・・ 
分かんないやぁー・・」


あ、嘘、付いちゃった、かな―――――?


でもその子は、

「ふうん、やっぱ? だよねえ。」


と頷いてしまった。


「っつか、体育!! 外行こ!?」


唐突なその一言で、皆立ち上がって
教室を出た。