*ゲーセンにて*



「どれにしよっか、羽衣ちゃん」


「んーそうだなー。 でも、あれだよね。
もとからこの人ウザいくらい肌綺麗だしー、
目でかくなっても多分きもち悪いしー」


『ウザいくらい』発言に、山田君は少し


顔を引きつらした。   そんな事に


気付かない羽衣ちゃんは、ぐんぐん


進みながらプリ機を見回る。