「皆で、テレビつないでゲーム
やろーって事ー」


「わー」


ぱちぱち、と岡原くんがのんびりと


拍手をした。


「わー、じゃないよ陽汰。 つか、
俺もカウントされてる?」


「当り前でしょ?」


羽衣ちゃんの即答に、『はあ~』と


あからさまな溜め息をついている


修哉君を見て、私は有る事を


思い出した。