「開校記念日だったしー。
つーか姉ちゃん、また友達
連れ込んでんの?」


リビングにつながっているらしい


扉の向こうから、機嫌がよさそう、とは


あまり言えない声がする。


「そうだよー、悪いかっ。 
・・・・あ、修哉、リビング今から
入るからー」


「えぇぇ? 良いの? 修哉・・君の
邪魔じゃない?」


「良いんだよ、ていうか、リビングで
テレビつないでゲームやんだから。」


「お、ゲーム? 修哉とまたやんのか?」