声の届く場所。

「う、わー。 何なの」


「・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・」



山田君は、何も言わずに司書さん?の


いるカウンターに行き、そのまま司書さんを


連れて戻ってきた。


「・・・・・・・・・・・・・・この人たち、
騒がしいんですけど。・・・・・・・・・・・・
・・・・・・それにこの人にしつこく話しかけて、
・・・・・・・・・・・・・・・・邪魔なんですけど」



この人、の時に私を指さした。  ・・というか。


『邪魔』『騒がしい』


こんな言葉を、山田君の口から聞くのは


初めてかも。