私の腕を引っ張って、部屋を出る。


「怜ちゃん、ごめんね。 甘酒美味しいと
良いね! じゃ、あたし行くね・・」


羽衣ちゃんは何回も謝って、急いで


帰って行った。  振り向くと、


着替えた山田君が居た。


まだ、耳は付いたまま。