クラス替えの紙の前でカックリ肩を落とすあたし 佐竹鈴-サタケリン- と同じテニス部で仲良くなった親友の 秋坂莉緒-アキサカリオ- 「鈴〜またクラス違うし..まぢサイアク」 『糞先公…』 ぶつぶつ文句を言いながらあたし達は自分のクラスの前までゆっくり階段を登った 「じゃあまた後でね..」 『ぅん.まあ仕方ないしね...』 短い会話を済ませ、教室に入った