白き竜のジュリエット



「………はぁ…」


ユリアは机に
肘をついて何度目か
分からない溜め息をつく



「ユリア様どうなされた
のですか?」


メイは心配そうに
ユリアを見つめた



「…うーん………
なんか…こう胸が痛いの」


ユリアの言葉に
メイは優しく背中をさする