白き竜のジュリエット


「……何よ!
何か言いたそうね?」


ユリアはアルを
睨みつける


「いやいやお嬢さん
なんでもございませんよ」


アルはおどけるように
うやうやしくお辞儀をした

「からかわないで!
全く!あなた失礼だわ」


頬を膨らませたユリア
をアルは片手で潰す