「……サクソン王家や… その民達の怒りは…… ウェールズ王家を滅ぼし 再びこの手に王権を 奪い返すまで収まらない」 ユリアは拳を握り締める 「…それが…サクソンの意志なら あたしは戦うわ……」 ユリアの言葉に アルは悲しみに顔を歪めた 「あなたも王家の主になる者 守る可きウェールズの民が いるはずよ…… だから剣を抜かなくては いけない」 ユリアは迷いを振り切り アルを見据える .