「王権を守る為だ… サクソン王家に勝てたのは サクソンの奴らがお人よしの 馬鹿者共だったからに すぎない…」 ウェールズ・シン・レッドの 言葉にその場にいた 全員が目を見開く 「赤染めの虐殺は わしがずっと立てていた 計画だ…… あの日、わしはこいつら を連れてサクソン王家に出向き 和平の話しを持ち掛けた」 ウェールズ・シン・レッドは 笑みを浮かべアルを見下ろす 「サクソン王家の奴らは その話しを信じ なんの警戒もせずに わしらを城に上げたよ」 .