「……大丈夫だよ…
あたしなら…
まだ戦える…
でも今は…今だけは…
心の整理をさせて」


そう言ったユリアの
頭をなでベギーは
部屋を出ていった



あたしは…
サクソン王家と民と仲間を
背負ってる
自分一人だけの命じゃない…


だから…
だから戦うよ…


愛したあなたが
敵として現れても
あたしは剣を握り続ける


だから今日だけは
沢山泣かせてね…



大好きなあなたを
忘れられるように