「明日は部活に来いよ。やっとラストシーン書けたし」
「はい…」
書きかけの台本のラストは、先輩しか知らない。
いじめられっ子のナオも、あたしも、どんなふうに変わるんだろ。
「感動のラストだから。楽しみにしとけよ」
自信満々の笑顔で立ち上がる先輩。
「あの、これ…」
あたしも立ち上がって、オレンジジュースを先輩に返そうとした。
「いいよ、お前にやる」
先輩はあたしの肩をポンと叩く。
「じゃ、明日…待ってるから」
「はい…」
ほてった顔を冷やそうと、一気にジュースを飲みほすあたし。
先輩…
動機不純かもしれないけど、演劇続けてもいいですか。
あたしも
岡崎先輩のこともっと知りたいです。
「はい…」
書きかけの台本のラストは、先輩しか知らない。
いじめられっ子のナオも、あたしも、どんなふうに変わるんだろ。
「感動のラストだから。楽しみにしとけよ」
自信満々の笑顔で立ち上がる先輩。
「あの、これ…」
あたしも立ち上がって、オレンジジュースを先輩に返そうとした。
「いいよ、お前にやる」
先輩はあたしの肩をポンと叩く。
「じゃ、明日…待ってるから」
「はい…」
ほてった顔を冷やそうと、一気にジュースを飲みほすあたし。
先輩…
動機不純かもしれないけど、演劇続けてもいいですか。
あたしも
岡崎先輩のこともっと知りたいです。

