「どうしてそんな悲しい目をする?俺はお前を本当に愛してしまった。お前が
学校卒業しても手離させそうにはない。だから…契約は不履行だ。俺はお前を
愛してる……」


 「……///…私も好き…」


 「えっ!!!?」


 若菜は布団で顔を全部隠してしまった。


 「何???両思いってことか??」


 俺は若菜の布団を引っ張る。


 若菜は茹でタコのように顔を染めていた。