「若菜さま…」


 突然…柚木さんが現れた。


 「神さまにお迎えに上がるように…仰せつかりました」


 「え、あ…」


 「俺の役目は終わりかな~」


 那月にぃは先にベンチを立った。


 「ありがとう~那月にぃ」


 那月にぃは私を柚木さんに任せて…仕事に戻って行った。


 「では私たちも…帰りましょうか?」


 「え、あ…はい」