「!!?」


 何故か??後ろの茂みに人の気配が??


 「どうした?若菜」


 「皆…仕事中だよね…」


 「ああ~」


 私と那月にぃの二人…だよね…。

 二人で空を見つめた。


 「……俺の彼女は外国に居るんだ…」

 「…外国??どこに?」


 「シンガポール俺が海外事業部に居た頃…仕事でさ…何度かお世話になって…
それからのお付き合い」


 「へぇ~っ」