結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》

 那月にぃがケータイで神さんを呼んだ。


 「どうした!!?若菜」


 「どうして??泣いてるのか??俺にはどうも分からなくて…」


 「お前を案内して来たのは…早咲だったな…お前…早咲に何言われた??」


 神さんは私の両肩を優しく抱いて、問いただす。


 那月にぃも居るし…言えない。



 それに私は本当の奥さんじゃないし……


 
 

 神さんにアレコレ言っても仕方がない…。