結婚契約~私の旦那さまは碧い瞳の社長様~《完》

「あ~思い出した…。2ヵ月前…ダイヤモンドホテル銀座で会った…。古橋弁護
士の女?いや…苗字が同じってのはおかしいな~奥さん??奥さんにしては若す
ぎる…女にしても若いな~」


 如月さんは首を傾げ、ブツブツと呟く。


「娘です」


 苗字からしてあの人と同じなのは気に入らなかった。


「娘?あ…そっか~」


 如月さんの納得してないような感じだった…。



 ダイヤモンドホテル銀座。確かに私はあの人とスイートルームで一夜を過ごした。


 彼はその目撃者?