もえとの買い物の帰り道ずっと楽しかった思い出が湧き水のように溢れてきた。

こんな道端じゃ、泣きたくても恥かしくて泣けやしない……はずなのに涙は勝手にこぼれてくる。

予想外の大泣きになったおかげで、化粧が台無しになってしまった。