それから教授の車で、
私の知ってるおいしいお店に向かった。


「へぇ~ここか。」


ここは海鮮料理のバイキングで、とってもおいしい。


ここ知ってて良かった。


「うまいね。ここ」 

「本当ですか?良かった…」


うん。本当に良かった。


「あのさ…何で今日ご飯に誘ってくれたの…?」


「え!?あ…あのですねぇ…」


な…なんて言おう…


「あっ!いつも奢ってもらってるからですね…」


「それだけ?」


「えっ!?そっ…ソレダケデスヨ?」


「かたこと~」


その話はすぐ終わった。


「ありがと。麻柚」

「いやどうってことないです…!」