「ん?」


ん?じゃなくて~!

肝心の教授は涼しげで満足げな顔をしている。


「そそる~…」


「~っ!…っあ…」


首筋に教授の唇が触れる。


「外して欲しい?」


「外して~…」


恥ずかしくて死にそうだよ…。

絶対顔赤い…


「ぷっ。まゆの顔超真っ赤」


やっぱり~!

本当に恥ずかしいんだって…


「教授~…、外して…?」


恥ずかしくて、涙が出てきそう。

だって…
何も動かないんだよ?

何されるか分かんないし(泣)


「…もう少し…」


「へっ?」


教授の顔が赤くなったと思ったら、目の前に影が落ちた。


「んんっ…」


濃厚なキスで攻められる。

今日は、キスばっかりだ。

顔がぽ~っとしてくる。


「んっ…ふぁっ…」


やっと離れたときには呼吸が乱れていた。


「さっきの顔…ヤバい…」


「え?」


どんな顔してたっけ?

珍しく教授の耳が赤くなってる。


「教授、耳真っ赤」

「なっ…
いやっ…、まゆが、その…、すげぇ…可愛くて」

「えっ!?」


「ってかさっきの顔…
誘ってるようにしか見えん!」

「なっ…違うよ~!」


「目うるうるだし、上目遣いなってるし、顔が少し赤いし…。俺もうヤバいな」


「ちょ…そんなつもりないのに~!」


身動きできないのを良いことに、寝室まで抱っこされて、ベットに置かれる。