【side まゆ】


「教授~お風呂良いよ」


お風呂気持ち良かった!

さっぱり…


この頃にはもうアレの存在を忘れていた。


そう。忘れてはいけなかったのだ。


「教授?」


じっとこっちをみて
ニコニコしてる…


「まゆ~?」

「ん~?」


お茶を飲んでいるとふいに呼ばれた。


「んー?なに?」


「ちょっとここ座って」


「へっ!?」


教授が座れと言ったのは、教授の足の間。


「早く~」


「わわわっ…」


腰をぐいっと引き寄せられる。


あ…、

久しぶりだから
ドキドキするかも…。


「まゆ、」

「ん?」


顔がきっと赤い。

ドキドキしながら顔を見る。

教授…
本当かっこいい。


「これ、ナニ?」


そういって見せられたのは、誠さんからの迷惑なプレゼントだった。


「ああああ!?ちょっ…」


「これ、まゆの?」


「ちっ…違う!」