教授×モデル

「麻友…きれいよ…
すっごく似合ってる…」

お母さんはそう言って、優しく微笑んだ。

「フフフッ。良かったぁ…」

お母さんが言うと何だか納得するなあ…

「お母さん、早瀬くんのこと気に入ったわ!とても良い人ねぇ!」

「えっ?!」

「1ヶ月とちょっと前かしら?挨拶に来たのよ!1人で!そのとき色々お話ししてー…」

「えぇっ!?そんな前から!?」

「そうよ~!あ~早く早瀬くんも見たいわ」

「……」

む…娘より娘の彼氏ですか…

彼氏…

あ…今から結婚するから、
彼氏…じゃなくなるんだぁ…

何か…
照れるなぁ…

「何?何か赤いわよ?」

「わわわわわっ!気にしないで!」

「どーせ早瀬くんでしょっ」

「んなっ…ちっ違うわよ」

本当は図星なんだけど←

「ほぉ~!あっお母さんはじゃあ早瀬くん見てくるわ!じゃあ麻友、後でね!頑張りなさいよ~!」

バタン

お母さんすごい笑顔で出て行ったな…

「じゃあ、歩く練習とかちょっとしましょうか!」

「あっ、ハイ!!」

初めてウェディングドレスで歩いたがとても歩きにくくて、慣れるまで時間をとても費やした。

「よし!大丈夫そうですね!」