教授×モデル

「お母さん!!」

あぁっ!!
そういえばお母さんにサプライズだから分かんなくて連絡も何もしてなかった!!

…ん?

じゃあ何できてるの?

結婚式って知ってたってこと?


「まっ…麻友…
お母さんも手伝うわ…」

走って来たからか息が苦しそうだ。

「大丈夫?お母さん。
あの…何で結婚式って分かったの?」

「早瀬くんから連絡貰ってたのよ!だから準備もバッチシよ!」

えぇっ!?
教授…す、すごい。

あ~…
お母さん来てくれて良かった…

実は少し心配してたから、ホッとした。


「じゃあ、お母様もいらっしゃったことですし、着替えましょうか!」

「はいっ!よろしくお願いします!」


時計を見ると、もう9時になろうとしていた。

化粧とか結構時間かかったからか…

とにかく時間が過ぎるのがあっという間な気がした。



*****


「…よし!どうですか?麻友さん!」

「大丈夫ですっ。ありがとうございます!お母さん。どう?」

ウェディングドレス…
は、初めて着たけど、思ったより歩きにくそう…
途中でこけないかな…

というか、似合ってるかな…?
お母さんはじっと私を見ている。

「お、お母さん…どう?」