「えぇっ…今?」

「うん。早く言わないなら…」

「?」

チュッ

「麻柚のこと食べる」

「わわわわ…」

「顔真っ赤(笑)
いいじゃねーか。もう何回も…「やーめーてー」

「じゃあ、どうなのかな?麻・柚・ちゃん?」

こっ…

教授っ…

軽くブラックオーラがっ…

「したいよっ!あたしもっ…!もう…」

恥ずかしい!
恥ずかしいよー!!


無意味に窓側を向いた。

中からみえるサイドミラーに写る自分の顔を見ると、超真っ赤…

あ~恥ずかしいよう…

「麻柚、照れた?」

「なっ…ななな…そんなわけないっ」

「噛みすぎ(笑)」

「う~…ヒャッ!」

窓側を向いてるせいで、後ろから教授が近づいて来てることにきずかなかった。
教授はそのまま私の耳を軽く甘噛みした。

「俺も早く結婚したいよ」

「…うん!」



あぁ…

何か…

本当。

幸せだなぁ…。







「じゃあここから目隠し~」

「えぇっ!?目隠し!?」

「そ!ある所に入ったら外す」

「ある所…?」

「そ。じゃっ目隠しよろしく~」

「えぇっ」


こうして暗闇と10分間にらめっこしていた。