教授×モデル

*****

「…」

教授の部屋(?)の前、なう!!←

久しぶりだからか、テンションがおかしい!


バチン!!

頬を一つ叩いて気合いをいれる。



よしっ!!


……


入りたいけど…


入りにくいなあ…



ピリリリリ!ピリリリリ!



「×◎▼■*∵~っ!?」

いっ…いきなり電話!!!

び…びっくりした…

あ、教授の携帯か…


「もしもし?」


あ…教授の声。

誰かと電話してるのかな…?

そっと聞き耳をたてた。


「もしもし?…あっどうも~!裕子さん!」


裕子さん?

…って…あのメモに書いてあった…?


「はい…はい…。じゃあ今日仕事が終わったら行きます」


え?

会いに行く?

なっ…何で?

……付き合ってるから?

嘘だよね…

違うよね…


「えっ!?…まぁもちろん…愛してます」


電話に向かって教授は少し照れながらそう言った。


…っ。

そ…そっかぁ……

あたし遊ばれてたのかな…?

裕子さんは年上みたいだし…

本命は裕子さんなんだ…。

あはは。
あたし…本気にしちゃったよ。
教授のこと…大好きだったのに…

「…っ」

気づくとドアの前にズルズルと座り込んで涙を流していた。


バカみたい…