キーンコーンカーンコーン


最後の授業が終わりチャイムがなったと同時に静かだった教室がすぐ騒がしくなった



疲れたー

今日は騒がしい1日だったな


晶人くんのせいでね(笑



テキパキ教科書をカバンにいれて優香のもとに向かった


「ゆーかっ♪部活いこ」

「うん…あ、そういえばこれ」

優香はカバンからお弁当箱をだした


ん??
それ私のだ!!!!


「持ってきてくれたのー!?ありがとう、優香!!」


「いーえ、そのかわりちゃーんと聞かせてね♪」


ニコ



怖いよ…優香
なんでそんな怖い笑顔…


優香の笑顔に引きながら私はうなずいた




言いたくないけど言わないと後が怖いからな…



「おい、浬音」

私たちが話しているとさっきまで机にいた晶人くんが私たちのもとにきて名前をよんだ



なんでくるの???


晶人くんのせいで今日は大変だったんだからかかわりたくないのに



聞こえないふりをして私は優香の手をとってズコズコと歩きだした


「はやくいこっ、部活遅れちゃうし」

「え??あ、うん」

無視して部室に行こうとしたけど無理だった


「無視すんなよっ!!さっきは悪かった」


「っ!!」

晶人くんは私の目の前にたち頭をさげた

「あ、頭あげてよっ!!」


さすがにこれはきまずいよ

みんな見てるし


無視した私も悪いから頭をあげてよー