そういえば私、晶人くんに気になることがあったんだ!!
「あのさ、朝聞こうと思ったんだけど…」
「なんだ?」
「どうして私の名前知ってるの??」
「それは昔からお前を知ってるからな」
え…??
いま昔から知ってるって言ったよね
「昔から…??私のことを??」
彼は私に「あぁ」といい、微笑んだ
過去の私を知ってるの??
どうして記憶がないのかも
私のこの力や正体も??
「俺はお前の過去を知っている。もちろん正体もな」
「え…??私の過去…正体…教えて」
そう私がいうと晶人くんはニヤリと笑い私を自分の身体に引き寄せ唇を奪った
「……っ!!」
なに
なにが起こってるの
どうして晶人くんの顔がこんなにも近いの?
唇にあたってる暖かいものはなに
私は状況が理解できなかった
状況がわからず固まっている私から離れ晶人くんはいった
「知りたいなら、俺の女になれ」
