「もう、桃花ちゃんっ!遅れちゃうわよ?はい、制服♪かわいいでしょ?」


「うわーっ!!可っ愛いーぃぃー!!」


うんうん、可愛い♪
って、のせられちゃだめじゃんさ!


「ちょっと、勝手に
「はいはい、せっかくの可愛いぃ~お顔がだいなしよ?」


なんて、思ってもいなことを口にするお母さん。

てゆーか!


「何でその、くうかい?high schoolになっちゃったのよっっ!!」


「制服がかわいいからよ♪かわいい桃花ちゃんにはかわいい制服が似合うでしょ?」


あたりまえのように話すお母さん。

どうしたらそうなっちゃうのか・・・・・・・


「いいじゃないか。似合うぞ?桃花。」


「ホント?じゃなくてっ!!」


「なーに?桃花ちゃんっ♪」


お母さん?
ものすごーくウザいです!
特にっ!
語尾に『♪』つけるな!!


「あっ、そうだったよ桃花!全寮制だから荷物もまとめてな?」


「桃花ちゃんがいなくなるなんて、寂しくなるわねぇ・・・・・・」

なんて、泣きまねをするお母さん。


「はぁ・・・・・・もういいよ・・・・行けばいいんでしょっ!行けばっっ!!!」


もうこうなったら、やけくそだぁ!


「あっ、車用意しといたからね♪」


「じゃあ、気をつけて行ってこいよ?お父さんたちも出かけてくるから。」


「ふ~ん・・・・・どこいくの?」


「レストランよ!ホテルのレストランでご・は・ん!」

はぁ・・・・・・・
聞かなきゃよかった。
よけいにムカついてきたよ。


「んじゃ、行きましょdarling?」


「そうだな!honey」


はぁー・・・・
ウザいです。ものすごく。