ラスト クエスチョン

 しゃがみ込んだままこちらを斜めに見上げる彼女の目を、ボクはあえて見なかった。

「まさか。誰がだれに誇るって?」

 彼女の傷に触れるのは自分の傷に触れるのと同じだ。だからわざとすらっとぼけた。

「ただ、思いつくまま、こうありたいと思うままに、生きてるだけさ」