君と桜の木の下で。

「その人のこと、好きなんだよな?」









俺がそういうと里緒は立ち止まって振り返り、幸せそうに笑った。









「うん。大好き」












里緒の幸せそうな顔を見て、俺は安心したように唇を緩めた。











「そっか。おめでと」











「うん。あとね・・・。私・・・」











里緒は、少し迷いながらも口を開いた。












「好きだった。」