君と桜の木の下で。

「・・・私ね」










里緒はうつむいていた顔をあげてにこっと笑った。













「結婚することにしたんだ」












・・・え?












「まじか?」












俺がそういうと里緒はゆっくりと歩き出して話し始めた。












「うん。会社のね、上司。3つ年上で・・・結婚してほしいって言われたの。ずっと迷ってたんだけどね・・・決めたんだ。結婚しようって」