君と桜の木の下で。

彼女はカバンを持ち直して歩き始めた。















って、おいおい。














そんなゆっくり歩いてたら遅刻すんじゃん。


















って言ってる俺も遅刻しそう。
















「おい!チャリの後ろ乗れよ。」


















俺は彼女の近くまで寄ってチャリの後ろを指した。



















「・・・」