~來~

 ・・・香織ちゃんの元彼・・?

 ・・馴れ馴れしい・・・

「可愛い。」

 ・・それを言っていいのは俺だけだ。

 俺のテンションはさっきまで香織ちゃんに抱きつかれてMAXテンションだったのに。

 寛司って奴のせいで...

 てか・・こいつどっかで会った事あるような・・・

「私・・変えた・・。」

 なんでメアド変えたって聞いたら寛司って奴テンション下がったんだ?

 寛司って奴とさよならした後香織ちゃんは上の空だった。

 そんなに寛司って奴がいいのかよ。

「香織ちゃん。俺香織ちゃんち行くの今度にするわ。」

 こんな気分でいけるかよ・・・

「・・・」

「・・香織ちゃん?」

「え?あっ家来ないの?・・わかった。またね?」

 そういって歩いてく香織ちゃん。

 ・・俺。諦めねぇよ。