Love・Crisis 芸能人×女子高生

「ストォ――――ップ!!!」


べりっ、とでも音がしそうな位、勢い良く私と志島君の間に水陽が割り込んで来る。

そして、隣で笑いを堪える稚世。


「水陽――――ッ!! 何すんの! 危ないじゃない!」


「だぁあああっ! ヒナはオレのなの! いくら親友のケイでもヒナだけはやれないの!」


「―――はぁ?」


水陽の言葉の意味がわからない。


本人は大分本気らしいんだけど……


水陽は興奮しながら、喚くように捲し立てる。