Love・Crisis 芸能人×女子高生

もう無理、と。


理性が音もなく崩れ去り、そのまま躯を許してしまいそうになったその時だった。



―――バサバサッ!


「―――!?」
「――ッ!」


本棚に挟まれた通路の向こうから、物音。


焦点を合わせて前を見れば、―――先程出会ったばかりの、九条に想いを寄せる先輩。


ばちりと、目が合った。



「……あ、の、その………っ」


狼狽えるのは私。


先輩はただただ私を驚きのあまり見つめたまま、固まっている。


そりゃあそうだ。


人気の無い図書室の奥で、制服を乱れさせ下着の下に手を宛がわれている女と、その女にくっついて胸を掴んでる、芸能人。


何処からどうみても、最中。


「…………ごめん、なさい」


謝られた。