Love・Crisis 芸能人×女子高生

あぁ、今私の首筋には、紅い跡が沢山作られているんだろうな、とぼんやりと考えた。


沸々と沸き上がる情欲にくらくらとする。

私にも、こんな感情があったなんて。


「……ひなの」


やめてよ、今私を呼ばないで。


きっと、堕ちてしまう。


「……けい、すけ。」



仕返しに、私も名前で呼んでやる。


自分の唇から発せられた声は、驚く程厭らしくて、思わず口を押さえた。



「……恥ずかしいの?」


ゆっくりと顔を上げた志島君の瞳が、妖艶に笑う。


思わず目を逸らした私を逃さないように、下から顔を覗き込まれた。


「………なに、欲情でもした?」