Love・Crisis 芸能人×女子高生

「…、ひなの、」


囁かれた声が艶やかで、ゾクリと背筋が震える。

息の当たるうなじにも、同様に悪寒が走った。



(……なにこのひと。なんかエロい。)


今更ながら認識すれば、かあっと顔が赤くなる。


色気に充てられそう。自覚してほしい。


私がそんなバカな劣情を抱いているとも知らずに、志島君はさらに強く私を拘束する。


さらに私を追い詰めるみたいに、頭を埋めていた首筋に、軽く噛み付いた。


「……っ、」


やめて、と言いたくても言えない。


襟がくしゃくしゃになったワイシャツを避けて、さらに私を追い詰めてくる。


本人にそんな気が無いだけに、厄介だ。