「俺も、傲慢だから。」
だから、解られたくない。
苦笑しながら、入れと促される。
――ゴメン、稚世。
2限目も、多分行けないや。
静かに腰を下ろしたのは、1m程の高さの木製の空き本棚。
そこに座れば、私の首元と彼の顔面の高さはほぼ一緒になる。
首に顔を埋め、私の背中に手を回し、ぐ、と抱き寄せた。
柔らかい髪から香る、爽やかな香りと汗の香り。
汗ばむ気温の図書室のせいだ。
私も汗くさく無いだろうか。
そんな事は気にせず、ぴたりとくっついて離れない志島君の背に片手を回し、もう片方の手は柔らかな髪に触れる。
だから、解られたくない。
苦笑しながら、入れと促される。
――ゴメン、稚世。
2限目も、多分行けないや。
静かに腰を下ろしたのは、1m程の高さの木製の空き本棚。
そこに座れば、私の首元と彼の顔面の高さはほぼ一緒になる。
首に顔を埋め、私の背中に手を回し、ぐ、と抱き寄せた。
柔らかい髪から香る、爽やかな香りと汗の香り。
汗ばむ気温の図書室のせいだ。
私も汗くさく無いだろうか。
そんな事は気にせず、ぴたりとくっついて離れない志島君の背に片手を回し、もう片方の手は柔らかな髪に触れる。


