だけど清原と目が合ったあたしは、ドキドキして思わず目をパッと逸らしてしまって。



「もっ、文句ばっかり言わないでよね」



ドキドキする胸の音を感じながら、平然とそう言った。



「違うって」


「何が?」



少し間があいて。

シーンとした。



だけど。

清原は咳払いをしたかと思ったら。




「多分、俺…お前のこと好きかも」




いきなり、そんな言葉を口にした。




「はっ…たっ、たっ…多分って何よ…」



好きかもって。

多分って…



ドキドキして、心臓がどうにかなっちゃうんじゃないかと思った。

それに、多分って。

そんな不確かなこと、口にされてもさ…




「いや、ごめん今のウソ」


「えっ?」



ウソ?

何なのよ一体!!