そして、一限目の授業が終わりフアーッとアクビが出ちゃった時。
「相原さん」
廊下から三浦さんに呼ばれ教室の外へ出ると、そこには三浦さんと大江歩夢、テツヤ君の三人が立っていた。
「あ、夏美ちゃんおはよ!」
「あ…おはよう」
「あのさ、昨日あれから大雅と会った?」
歩夢くんがそう言うと、テツヤ君もすぐに口を開いた。
「夏美ちゃん大雅達の歩いて行った方に行ったじゃん?もしあれから何かあったなら教えてほしいんだけど」
えっ?
「あ、教えてほしいってあいつ、今日来てないの?」
「あぁ、多分休みみたいなんだ。遅刻とか普段しないから。でも電話かけても全然出ねーし」
「メールも返ってこないんだよね」
心配そうにソワソワする二人。
「まぁ子供じゃないからさ、大丈夫だとは思うんだけど。もし何か知ってたら話してくれないかな?と思って」
そして三浦さんは、冷静にあたしにそう聞いた。
「あっ…あのね、昨日あれからあいつのこと探して…見つけて…そしたら」
心配している三人に、あたしは昨日の話を事細かに説明した。
三人は、本当にあいつのことが心配そうだった。



